同じ経験者 社会福祉   9/12/05

9/11/05

  慶応の孟さん、A教授そしてY新聞のM氏とBelmontで飲茶を頂く。孟さんは北京出身で慶応では中国語を教えている。とても優雅な雰囲気を持ち誠実な方で私は大好きだ。中国人の若者の平均身長は日本の若者より低いそうで政府が「牛乳を飲め!」と奨励していると彼女が言うので、私が「中国政府は何せ日本憎し!で若者の身長が低い事もしゃくに触るのね。」と冗談を言うと孟さんも「そうですよ。」と言って皆で笑った。

 間もなく帰国をされる私のお客様が、ある掲示板を通してムービングセールをした時の話を電話でされながら「同じ日本人とは言え、実にいろいろな人がいますね。」と言うので「本当に。私もこんな経験がありますよ。」と、ある話をした。
間もなく、その方から”もしかしたら・・?”と言う題名で「その人の名は、もしかするとOOではありませんか?私も同じ思いをさせられましたので。」とメールで聞いてきた。私は「そうです。どうも同じ人物のようですね。」と返事をした。

 半年留学の方のStudioは立派な家具類と生活用品総てが揃っているから、日本から持参するのは箸と洗面用具のみ。そしてこちらで電気釜さえ購入すれば日々の生活は全く不自由しない。「最低3ヶ月から。」と借りる規定となっているのを6ヶ月借りるのだからと、駄目もと・・で、家賃額を$100値下げ交渉してみた。不動産屋から大屋が承諾したとの返事がある。

 予想通りに自民党が圧勝する。社民党の福島党首は声を嗄らして「戦争のない平和な日本そして憲法の第九条を守らなければなりません。社民党なくしては出来ません!」と訴えていたが、これほど平和ボケしている国民は他にいないと思うけど、彼女は本気なのだろうか?それに第九条はアメリカから押し着せられたものなのに・・・。

 秋晴れ 夕方上着を着る


 9/12/05

 今日は支払の小切手を沢山書いた。私は自営業だから税金は前年の納税を基にして見積もり額を年4回支払わないといけない。3回目が9/15日までの支払となっている。私の公認会計士が毎年「Estimated Tax Payment」と言うものを作ってくれ、それに納税金額が記載されているので小切手と一緒に郵送するようになっている。
何か働けば働くほど税の支払額が増えるようで、お客様をソーシャルシュキリィティーのオフィスに連れて行った時など健康そうな体で社会福祉などを申請にきている人を見ると「アンタ、働きなさい!」と怒鳴りたくなる。この国の社会福祉システムを上手に使って生活している移民の人達も沢山いる。
 地下鉄駅のAlwife駅前には低所得者用の3棟の高層ビルがそびえ立つ。「地下鉄駅徒歩2分、暖冷房完備、敷地内に駐車場、公園あり」と不動産屋がキャッチフレーズに一番載せたいものが総て揃っている。もし同じ条件でOne Bedのアパートを借りたなら$1,600はするだろう。だから一旦住んだなら、出て行く気にはならないだろう。
住民は黒人、インド人そして中国人達が殆どで、ある中華料理屋で働く女性は、このアパートに10年住んで高級住宅地のレキシントンに家を買ったそうだ。どんな一軒家でも5千万は下らないから、これも利口なAmerican Dreamの方法かな・・・と、税金支払いの度に、このアパートと彼女が頭に浮かぶ。

 保険代理店のCathyから、日本に帰国をされたお客様に返金の小切手を郵送したとの知らせが入る。彼女の仕事の完璧さには毎度頭が下がる。ある時に「あなたのお母様は何をしていた人?」と聞いた事がある。そしたら何とボストン大学の学長の秘書をしていたそうで、彼女の几帳面さは母親譲りだったのだ。

 蒸し暑さが戻る 蝶々と赤トンボが裏庭で一緒に飛んでいる
 

 
by arata-tamiko | 2005-09-13 13:56


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