家のどこにいても刻々と発表される開票速報を逃がさないようにと、寝室とキッチンにある二台のテレビの音量を大きく上げて聴き入っていた。
民主の負けは予想をしてはいたが、これほど惨敗するとは。
橋下氏が東国原を誘ったことは失望させられたが、その東国原が当選しているとは。
未成年者と、関係を持ち問題になったような人間が、どうして国政に携われるのだろうか?
小選挙区で
管直人の落選を聴くやいなや、其の新聞社から留学されている方に電話をして二人で喜びあったのに、夜帰宅してみると比例代表で当選しているではないか。
すぐに電話をして「記者なのに、人をぬか喜びさせて、どうしてくれるのですか!」と、文句を言うと「すみません。でも僕も今ぬか喜びの反動が大きいのです。」。
野田首相の顔を見ながら辞任のスピーチを聴いていると、「この人、目、鼻、口と部分部分は悪くないわ。目は二重で、鼻も低くなく団子っ鼻でもなし、唇も小さく可愛い。きっと三つの配置バランスと顔の大きさのせいだわ。それに猪首で典型的な日本人体型をしているから損をするのだわ。」と、可哀想になってきた。
「この敗北は全て私の責任。」と、謝る画面の首相に
「そんなことないわ。三人の首相の中では、貴方一人がまともな人間だったのだから。」と言ってあげた。
冷たい小雨
テレビの料理番組の出演者は、いかにも美味しそうに食べてくれる。
塩をふった大根に重石をして三日置き、甘酒を上からたっぷりとかけて
数日すると、簡単に
”美味しいベッタラ漬け”の出来上がりと紹介していた。
ま、ず、か、っ、た !!!