ほんわか~奥さんのMさん御夫妻と、もう一人の男性お客様は同じ短期滞在に数週間滞在している間に、とても仲良くなった。
特に彼の奥さんは仕事の都合で来るのは半年先なので、Mさんの奥さんの暖かさに和まされている。
そして同じアパートの同じ階の隣同士で入居をした。
彼女のことだから、きっと一人住いの彼のため、ドアを”コンコン”と、ノックをして夕食を届けてくれるだろう。
彼には一人頂く食事が寂しくないように、
機関車トーマスのお皿をプレゼントした。
「僕、トーマスが大好きなんです。」と、お礼の電話をもらった
これからは、我が家から遠くに住む彼女に会うことも少なくなるだろうと思うと寂しい。
スーパーで「あら、アメリカにも
ホカホカ・カイロが売られているのですね~。」と、驚いた声で指差す。
その方向を見ると、これからの季節のため暖炉にくべる薪が入った袋が山積みとなっている。
そして袋には
炎が赤くメラメラと燃えている絵が画かれている。
「あの中には薪が入っているのよ。どうしてあれがカイロに見えるの!炎のカイロになったら大事よ。」
御主人に、珍問答の数々を話すと
「地球に来て、まだ30年なんです。勘弁してやってください。」と言いながら一緒に大笑いをしていた。
秋晴れ
まごうことなく父と娘。
もし咲希ちゃんが迷い子になっても、南先生を知っている人なら連れて来てくれるだろう。
帰国を二日後にひかえての多忙な中、義理堅くお別れに来られた。