一人合点   6/17/11

自分のそそっかしさは自他共に認めることで、何度恥をかいたか分からない。

 我が家に住むソンヒーの車のエンジン音に「早く修理工場に出さないと、、、。でないと結局は高い修理費となる。」と促していたが、余裕がなく延ばし延ばしにしていた。
木曜日、帰宅した彼女が「エアコンが効かなくなった。」と汗だくだく。
「これは要注意のサインよ。お金はなんとか考えましょう。早くみてもらいなさい!」と、Cambridgeの工場に行くことを強く勧めた。
Brianなら支払いのことは人肌脱いでくれるはず。
 4年前中古車ディーラーに騙され、三菱のとんでもない車を高く買わされて以来、整備を受けたことがないそうだから今まで壊れなかったほうが不思議。

 そして出勤する朝、家のパーキングからバックをしたとたんエンジンが止まりハンドルは右にも左にも動かない。
二台分の場所を取って斜めに車は止まったまま。
ソンヒーはお店で働く南米からの数人の従業員の足のなさを可哀想に思い毎朝遠回りして駅まで迎えに行く優しさ。
この朝は店主が慌てふためいて彼女と従業員を迎えにきた。

 夜9時に終わる彼女を迎えに行くのに彼女の働くお店で夕食をしようと出かけたのが8時少々前。
未だ明るくHマートのパーキング場は車が一杯だった。
仕事が終わった彼女と一緒に暗くなったパーキング場にある車を見つけ遠くからリモートの鍵を押した。 
座席に座り鍵を差込みエンジンをかけようと回すが回らない。
ハンドルを少し動かして回しても駄目。
ソンヒーが不安げに「壊れたのかしら?」と私の顔を見る。
新車で一年前に購入したToyotaの車に問題が生じるはずがない!

 運転席の前を見ると、あ、れ、れ?カーナビがのっている。
私は持っていない。
二人で後部座席をふり返ると、見たこともない品々が座席にある。
顔を見合わせ「これって、違う人の車よ!!!」と飛び降りた。

 Siennaの色も室内インテリアも皮の座席も全く同じ。
偶然に鍵がかけられていないSiennaに思い込みの激しい私は乗り込んで発車しようとしていたのだった。

   小雨
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                     ハミングバードが大好きなハニーサッカー
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by arata-tamiko | 2011-06-18 21:58 | 諸々の出来事


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