年取ったら、、、、、。   6/8/11

  Skypeで友人のIさんと久しぶりに話し、いつものごとく笑いに笑った。
こちらに住む韓国の友人Hさんが去年日本旅行に行かれた時、Iさんに箱根案内をお願いした。
HさんはIさんと知り合ったことをとても喜ばれ「どうにかしてもう一度お目にかかりたい。」と、ことあるごとに触れるので「思い切ってボストンまで来ない?」とIさんを誘ってみた。

 Hさんに「来年の春ごろを予定されていますよ。」と話すと「来年まで私は生きているでしょうか、、、。どうか今年の秋にしてくださいませんか。」との願いで秋には私も4年ぶりにお会いできそう。

 ある韓国歌手の聞きほれる高音の声を生で聴きたく2007年に彼のコンサートツアーに参加してソウルまで出かけた。
実際に見た彼は背の低い40歳過ぎの冴えない男性で、彼の容姿と美声がつりあわないことに驚かされた。
しかし良い人で、日本からの参加者17名ほどを焼肉料理店に招待し感謝の意を示した。
Iさんも、そのツアーの参加者の一人だった。
今では「高くみょうちきりんなツアーだったけど、こうやって知り合えたことを思えば使ったお金も惜しくなくなってくるわね。」と二人で勝手なことを言って懐かしんでいる。

 長門裕之の葬儀の話から「参列していた俳優のW.T.が余りにも年寄り顔になっているのに驚いたわ。」と言うので「えっ?あの男性的だった顔立ちの彼が?」と聞きなおした。
それから「どの葬儀でも見かけるあの人は来ていた?」と聞くと「写っていなかったけど、彼女も相当おばあさんになったわね。」で、次から次へと女優、俳優の名前があがる。

 「けどね、Iさん、言いたい放題言い合っている私達もそれに近い年齢なのよ。悪く言える身分ではないのよ。それに深夜の一時近くに、こんな話をして笑いあう人たちも世間にいないでしょうね。」と、また大笑い。
今日Hさんと昼食をしながら、Iさんのボストン訪問と深夜の話にHさんも大笑いしながら「だから韓国では年取ったら人の結婚式と葬式には行くな!と言います。」と諺を言った。
韓国の諺は実に的を得ていて唸ってしまうことがある。

   蒸し暑い
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     今年も去年と同じ鷹のつがいが戻りビルの最上階に作った巣で三匹の雛を育てています。
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      人が何かを見上げていると他人も一緒に見上げてみたくなるらしく左の制服の女性に
      「職業は?」と聞くと「バスの運転手」とのこと。
      客が乗っていなかったのでバスを止めて「何か?」と見に来たそうで日本では考えられ
      ない職業意識。
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      寒中の三月末から毎日欠かさず観察している常連たち。
      立ち止まって見上げる人々に「あの雛は何ヶ月。あちらの方が一番若い雛だ。」といった
      講釈が始まる。
      来年は日本のホッカカイロでもプレゼントしてあげたくなるような観察者の人々。

   
by arata-tamiko | 2011-06-09 12:56 | 諸々の出来事


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