同窓会で歌う日本の歌   4/7/11

  韓国の友人ヘヨンさんに何度電話をしても留守電となり、一人住まいの80歳近い彼女なので心配をしていた。
「そうだ!淑明女学校の同窓会があると言っていたっけ。」と思い出し安心。
「今飛行場から家に到着しました。ご心配かけて申し訳ありません。」と電話があり却って悪いことをした。

 年に一度、州を変えてはアメリカに住む小学校5年生~高校までの同窓生が一週間近くホテルに泊まり旧交を暖めあい今年はワシントン州。
淑明は朝鮮子女のため日本人女性によって創立した学校だから女学生たちは終戦まで日本語を使っていた。
日本語に接する機会のない同窓生の殆どは日本語を忘れていても歌は記憶から消えることがないらしい。

 美声の持ち主で毎度合唱の折にはリードを取ってくれるオレゴン州に住む友は病気で今回は欠席。
その代わりテープに歌を収め送ってきたので、その彼女の歌声に合わせて皆で大合唱となったそう。
「どんな歌を歌われるのですか?」と聞くと恥かしそうに「荒城の月、月の砂漠、宵待ち草、おぼろ月夜等々です。」と全て日本の歌。

 私が質問をすることで忘れていたことを思い出すそうで、先日は「そう言えば候文は小学校5年生で勉強いたしました。」には信じがたく「5年生でですか?」と聞きなおした。
「はい。”水兵の母”で習いました。」と言う。
難しい候文を5年生で、それも家では朝鮮語を使っている子供たちに無理ではないか、、、、と検索してみれば、本当に「初等科国語5年生」の教科書に載っていた。
これにも驚かされたがヘヨンさんの記憶の鮮明さにはもっと驚いた。

4月9日(土曜)にJordan Hallにてピアニストの辻井伸行さんのリサイタルがあります。
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                 問い合わせ   781-259-8195  

   春の陽気
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         貝類が私の大、大好物なのを知っているソンヒーがホッケ貝を買ってきた。
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           生産地が中国なのが気になるが食欲には勝てない。
           姉ではないが「この歳になれば何を食べたって何十年生きるわけでも
           あるまいし。」精神で食べ始めた。
           美味しかった!
by arata-tamiko | 2011-04-08 11:17 | 諸々の出来事


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