不動産屋から
「Oさんの大家がコンドを売りに出すことになった。」と私に知らせがあり「エッ?先月の終わりに家賃値上げ幅についてもお互いに了解して彼らは契約書を待っていると聞いたけど。」と寝耳に水。
「契約書にサインをしていなければ彼らは何も言えない。早く他のアパートを探したほうがいい。」と言う。
確かに法的には何も出来ない。
しかし去年の暮れだったか「売りに出す。」と言われ、それが撤回され2年目の家賃値上げで話がまとまったとOさんからの連絡を受け「やれやれ。」と安堵していた。
それを突然に今の契約が6週間後に切れる直前になっての通達、その上Oさんには大家から全く知らせがいっていない。
驚いたOさんが何度か出したメールに大家は全くなしのつぶてだそう。
大家としては「高く売れれば売りたい。しかし売れずに部屋を空けておくようになると損をする。」と言った思案で天秤にかけているのではないかと思える。
法的に何の手段も取れなくとも、こちらの言い分は伝えたい。
と、言うことでまた友人のGrace宅に出かけた。
今度は家を間違うことなく彼女の家の裏ドアから2階に上がった。
Oさんと大家のメール文のやり取りをじっくりと注意深く読み上げたあと「考えさせて。」と部屋を歩き始め私が「それでね、、、。」と声をかけると「後で!」と一言。
椅子に座ってペンを手にした彼女は
「このような手紙は書き出しが難しくまた大切なのよね。それさえ決まれば後は比較的楽に筆が進むものよ。文面も攻撃的ではなく非難の言葉をいれず、、、、。」と私に聞かせる。
「さぁー、最後に締めくくるセンテンスも重要よ。」と言いながら終わらせた。
退職をしたあとも、いろいろな場所でスピーチを頼まれている彼女が書く文章の見事さには感嘆させられる。
寒い
雪が溶けてこの状態の2軒の家。
右がGrace宅で左が間違った家。
私の前にも間違った人はいるけど家にまで上がりこんだ人は
私が初めてだと言われた。
裏庭も全く同じ。車庫の色が少し違うのには気づいたが「秋にでも
塗り替えたのかな?」と一人合点。