若者よ奮起せよ   6/11/10

 秋田にある国際教養大学では授業は英語で行われ教員の半数以上が外国籍。
留学制度が充実していても最近の若者は海外に行きたがらないそうだ。
10人ほどのクラスの生徒に教授が「無料の寮に住めて生活費ももらえるんだけどな~。行ってみないか?」とヨーロッパ留学を促しているが生徒達はお互いに顔を見合わせて無言。
NHKのアナウンサーから質問をされた数人の学生は「現状に満足していますので。」と信じられない言葉だった。
 日教組の「ゆとり教育」「平等」の教育方針のもとに育てられた若者は競争心や野心のエネルギーは生まれてこないのだろう。
私などは「日々凡々」では、沸々と湧き上がるものが体内に充満して、自分からエクサイトするものを探したくなってしまう。

 MITやHarvardにおける日本人留学生は減るばかり。
それに比例して韓国、中国の学生数は伸びる一方。
 最近のテレビのコマーシャルの日本製品と言えばToyotaくらい。
韓国のSamsunやLGのコマーシャルばかりが目に付いて「Sonyよ、頑張って!」と,昔の夢よいまいづこの心境で祈ってしまう。
Best Buyでも今はSamsunのテレビを薦めるから店員に怒ってあげた。

韓国企業はMITやHarvardなどの留学者用にワンベッドのアパートを会社が長期に渡って借りる。
それも社員二人をワンベッドに同居させ、家族同伴を許さない。
これなら留学者が赴任するたびにアパート探しのために不動産屋を使う必要もない。
会社は車や家財道具購入の出費は、初めの一回だけで済む。
経費節約は徹底している。

 7年前に留学されたお客様が、他の国に移り住むとメールがあった。
「確か貴方でしたね?」とメールをすると「記憶力バッチリですね。」と返事を頂いた。
若い頃から夢見た留学がついに実現した彼は、その感動をじっくり一晩味わいたいと、到着の夜は直接にアパートに行かず飛行場のホテルで過ごされた。
こんな奮起を日本の若者に持ってもらいたい!
でないと、これからの日本は惨めな将来しかない。

   昨夜は暖房を入れる寒さ  日中少し気温が上がれどセーターが必要
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          シェパードとグレイハンドの混血かと訊くと「ベルジャン犬」と
          言う牧羊犬の種類だそう。
          だけど見栄えの悪い犬。

   
by arata-tamiko | 2010-06-12 13:13 | 諸々の出来事


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