「悪いから夜遅くとも帰る。」と言う金さんに
「泊まらないならマッサージは頼まない。」と半ば脅迫で泊まらせて揉んでもらった。
こんな殺人的寒さの夜に帰らせられない。
夜の気温は零下9度。肌を切るような風が吹きまくり体感気温は零下30度にはなっていただろう。
私のワゴン車のリモートのスライドドアが凍ってしまい開かず満身の力を込めて引っ張っても押してもビクともしないのには荷物が取り出せず困り果てた。
結局次の日、今日まで待たざるを得なかった。
踵が、ねじれたような不快な痛みで歩行に時折支障をきたしていたが、彼女が懸命に揉んでくれたお陰で痛みがなくなった。
ツボにギュウギュウ入るときの痛みを伴った気持ちよさ、まどろんでしまう。
朝の9時半に彼女をBroolineに送り、同じ建物に住むお客様のOさんを連れて自動車保険と陸運局に行く。
Oさんは私が紹介したSさんの車を購入。
Sさんは
「会社からの補助があるので、、、。」と、数千ドルも引いてくれた。
いくら安く買っても税金は陸運局が決めた市場価格に対してとなっている。
それで結構な収税を支払った。
このあと数日前にディーラーで車を購入されたHさんを連れて車を受け取りに行った。
彼は私をフォローしながらCambridgeまで無事到着。
4時近く到着するお客様の迎えに間に合うだろうか、、、と心配で考えごとをしていたら、Hさんを近くの違うアパートにお連れしてしまった。
Hさんのキョトン??とした顔を見て詫びる前に笑いが出てしまった。
幸い到着が2時間も遅れて無事お迎えできた。
明日からお世話が始まるが、忙しさの有り難さと充実感を味わう。
零下3度でも昨日の今日だから暖かく感じる
明日帰国のSさん御家族がお別れにきてくれた。
お兄ちゃんは日本人の一人もいない小学校だったが、皆から親切にされ
クラスの人気者でアメリカ人の子供たちと交際が広かったようだ。
「素晴らしい学校で本当に良い経験でした。」と御両親の言葉。
(先生の英語が解らないとクラスの子達が優しく英語で説明をしなおして
くれるので本人は困っていた)