肺癌に於ける免疫治療  12/21/17

今年の7月から始まった、スイスのロッシュ社による新薬の免疫チェックポイント阻害剤「アテゾリズマブ」と、到底覚えられない薬名で、三週間に一度受ける治療は、今月末で合計9回目となる。

アメリカに於いても最新治療薬として注目されており、キモ治療のように酷い副作用がなく治療時間も30分足らず。
日本ではC製薬が”テンセントリク”と言う薬名で厚生省に申請しているそうだが、どうして日本発売となると別名になるのだろう。

稀に”そう痒症”の症状があると説明を受けたが、目と口の周りが真っ赤となり酷い痒み。
腎盂癌で一つの腎臓を摘出し、5年過ぎ「もう大丈夫!」と安堵していると同じ癌細胞が両肺に転移、それも散らばっていることが去年の7月に判明。
「6年過ぎての転移は実に稀なことです。」と担当医の泌尿器外科医から言われ”稀、稀”づくし。

でなくとも子供の時から「象さんの目」と姉たちから揶揄われた細い目が、もっと細くなり、顔も赤く腫れ「皺が目立たなくなったわ。もし整形で、これだけの皺取りをしたら、10万円では済まないわね。」と娘と笑う。

キモ治療とは違って”味覚障害、食欲減退、倦怠感、脱毛”などと言った副作用は全くないが、痒いのも辛い。
今日会った皮膚科の先生の意見としては、免疫治療とは関係ないと思えるとの事で、塗り薬、飲み薬と薬局でもらってきた。
また二週間後に診てもらうことになった。

産経新聞のニュースサイト、産経WESTで「ボストンから一言」として書き始めたコラム、二回目の掲載日は、日本時間の27日(水曜日)午前となりました。

           (http://www.sankei.com/west/west.html)

   今のところ比較的暖かい冬
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 東北の方から戴いた”牡蠣、ふかひれ蒲鉾”の美味しさに唸った!
       (塩釜 カネコ橋沼商店)
 日本に一時帰国の親しくしている若い男性のお客様から「何でも持って来ます。」と
 言われ、厚かましく頼むと「新田さんが美味しいと言うなら間違いない。」と自分と
 ご両親のため二函注文したそうだ。
 本当に、このM君は良い性格をしている。
by arata-tamiko | 2017-12-21 23:53 | 諸々の出来事


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