からかって悪いとは思えども止められない 11/29/17

冬は日本から来る留学が少なくなり、生活にゆとりがでてくる。
見たい場所は沢山あっても、スーツケースに詰め込むのが面倒で旅はしない。
Kindleにためこんで置いた本を読み、出てくる登場人物を検索すると次から次へと関連して興味深い人物にたどり着くので時間を忘れる。
それにYou Tubeの歴史関係も見ごたえがある。

退屈すると親しくしている留学者の若いお客様達をからかっては愉しんでいる。
我が家の近くに住む胃腸外科医には殆ど毎週食べ物を届けているのに、羨ましいほどの細身。
「体のどこかに穴が開いているのと違う? 北朝鮮兵士よりも痩せているわよ。」
「大丈夫です。全部検査して留学してますから。肥りたいのですよ。」
「よし、わかった。名医を紹介してあげるわ。」
趣味が良い彼が着ているセーターやジャケット「サイズが合えば、引っ剥がしても取り上げるに、何せ私の腕も袖に通らないわね。残念無念。」に彼は「良かったです。」と言い二人で笑う。

面白いYou Tubeの番組を彼に送ったところ「貴重な情報を。」とお礼のメールが来た。
「貴方の人生に良い影響を与えるような番組でもなし、観て忘れるようなお笑い番組に貴重と言った表現を安易に使うものではない。。」と叱ってあげた。
「気を付けます。」とメールがあったが、きっと「何で客の僕が叱られないといけないのか??」と
心中思っているに違いない。

もう一人は山口の宇部高校出身。
わざと「宇部は練炭、豆炭しかないでしょう?」と真面目な彼をからかうと「そう言いますが、僕にしてみたら大分もかなりの田舎だと思うんですけど。」と抵抗する。
昨日「やっぱり貴方の所、大分より田舎よ。デゴイチが走ったのよ。大分だと未だ列車の本数が多いから、デゴイチの汽車が走る時間帯など取れないわね。」とLineでテキスト。
即刻「一時間に一本走っています。」とテキストで返事が来た。
「あら、そう。大分は30分に一本よ。」と勝手に決めて出す。
「もしかしたら一時間半だったかもしれません。」とテキストが入ってくる。
傑作なのが暫くして「そういえば、ユニクロの柳井正も宇部高校の先輩です。片田舎から世界で頑張っています。」と入ってきた。
この歳になって、このように若い人々と交流できる幸せを感謝している。

   例年のように凍てつく寒さではない
  
       キスされながら眼をつぶる何とも言えない愛らしさ。
       妻が「私にはしてくれない。」と羨まし気。
       我が家のチビなど、抱き上げてほほずりをしようものなら
       噛みついてくる。 
by arata-tamiko | 2017-11-29 07:54 | 諸々の出来事


<< 産経ニュースにコラムを書きます... 「孤将」の翻訳者、蓮池薫氏  ... >>